こんな日もあるさ

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【vol.793】

こんにちは！
梶原ピアノ教室　梶原香織です

実家の母の様子を見に朝から実家へ

心なしか痩せたような気がするので

栄養のあるものをと思いますが

なんせ時間がないので
冷蔵庫の整理をするだけで
終わってしまいます

買い物に行って

同じものをいくつも買ってしまう母

今日も一人暮らしの冷蔵庫の中には

大根（半分）が5本
玉ねぎ5袋！

玉子が3パック

牛乳2パック

ブルガリアヨーグルト4パック

納豆、豆腐が３パックずつ

からしとわさびのチューブがそれぞれ3本ずつ

様々な種類のパン

自分で料理も作れなくなっているのに

いつの間に……はぁ…

認知症の母と接すると

記憶がしっかりしていて
行動もしっかりしている部分もあれば

全く思いもかけない部分が欠落していて

話のつじつまが合わなくなったり

変な話をでっちあげたりすることもあって

対応が難しい時があります

今日も

ちょっとした話から

どんどん否定的な言葉が飛び出して

「もう死ぬのを待つだけや」

「みんな何もしてくれへん」

「もう生きてても仕方ない」

こんな言葉がどんどん出てきて

そんな気分を落ち着かせるのに必死でした

そんな言葉を聞いていると

こちらも

とてつもなく淋しい気分になります

そこには

「これだけしているのに…」

という

自分の報われない気持ちと

母が認知症でなければ

歳を重ねていても

もっと話を理解してくれたのかも

という

「タラレバ…」が渦巻きます

そんなことを経験するたびに

こんな哀しい気持ちに

これからの人たちがなってはいけない

人生を最後まで

笑顔で全うできるように

出来る限りのことをしていきたい

と強く思うのです

介護する側される側

どちらもが

ニコニコ笑顔でいられたら

どんなに素敵か

でもそれはやはり

難しいことだなあと…

久しぶりに暗い話題でしたが

さほど落ち込んでもいないのでご安心を

人間

いつも元気で前向き、というわけでもない

ということです

こんな日もあるさ、ですよね

ではまた明日に

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