自分に真摯に向き合ってくれる先生を探していました

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【vol.1030】

こんにちは！
梶原ピアノ教室　梶原香織です

ここのところ

シニアの方で

レッスンを希望される方が増えています

この方々に共通する思いが

「ちゃんと上手になりたいので

本格的にやりたい！」

先生を渡り歩いたり

ネットでいろいろ調べたり

ご自分に合う先生を

いろいろと探してこられた方々

が多いんですね

「自分に真摯に向き合ってくださる先生を

探していました！」

先生についたとしても

「シニアの方はこんなもんだろう」

と判断されて
こちらのうまくなりたいという心からの思いに

答えてくださらない

という不満を

持っておられる方もいらっしゃいました

その先生も

そういうおつもりではないかもしれませんが

「生徒を見くびってはいけない」

んですよね

この言葉は
20年近く前に

音楽教育家の北村智恵先生から教わった言葉

この言葉は本当に重い

どんな生徒さんに対しても

それはちゃんと心において接しないといけない

先入観や

年齢、経験などで

すべてをわかったような気持ちに

なっては絶対いけないのです

特に

シニア世代の方々の気持ちを

実際にシニア世代になっていない先生には

本当の意味で

分かりっこないんですよ

どんなにピアノが弾けても

ピアノの弾き方を教えることが上手でも

シニアの方に寄り添えなければ

そんな指導力など

何の役にも立たないんです

今、私の年齢になって

初めてわかることもいっぱいあります

歳を重ねて

老化と向き合わなければならない現実

今まで何不自由なくできたことが

一つ一つ、少しずつ

出来なくなったり、忘れてしまったり

とっても時間がかかるようになってしまったり

それがどんなに悔しくて

どんなに情けなくて

どんなに寂しいものなのか

おそらく今の私にも

シニアさんの気持ちの10分の１も

わかっていないとは思いますが

わかろうとする気持ち、理解しようとする気持ちは

持っているつもりです

私のところに来てくださる生徒の方には

真正面から向き合って

その方の臨む姿をしっかりサポートしていくこと

あらためて

その自戒の念を新たにしました

ではまた明日に

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