あなたも認知症予防のケアを怠らないで

【vol.945】

 

こんにちは！
梶原ピアノ教室　梶原香織です

 

 

 

認知症を患っている母の症状

 

 

いろんな心理的な要因から

 

こちらからは

思いもよらない行動に出てしまいます

 

 

 

 

 

 

警察から電話が入ることもその一つ

 

 

同じ認知症である父の場合は

徘徊の症状が多く

 

遠く嵐山まで
勝手にバスに乗っていってしまったり

歩いてどこかに行ってしまったり

 

その度警察の方にお世話になりました

 

 

 

 

 

母の場合は

 

物を盗られた

 

という思い込みで

自ら警察に通報するというパターンです

 

 

 

 

警察の方が来られて

家中探してくださるのですが

 

盗られたものは出てきません

 

 

いえ

 

 

盗られた形跡など

どこにもないのです

 

 

 

自分でどこかに

隠してしまっているのです

 

 

 

 

 

それは

本人の心理状態から来るところ

 

 

そして勝手な妄想で話を作ってしまい

 

誰かが家に入って物を盗っていった

となるのです

 

 

 

 

 

 

警察の方からいろいろ話を聞いても

納得するどころか

警察の方までも疑う始末

 

母の言うことを否定すると

火に油です

 

 

 

 

 

こちらも

頭ではわかっています

 

認知症についてのいろんな本を読み、勉強し

様々な知識をまあまあつけたと思っても

 

 

身内に対しては

ついついカッとなってしまいます

 

 

 

 

 

今回も
母と言い合いになり

 

電話口で思わず

怒鳴り散らしていた自分がいました

 

それも隣近所にまで聞こえるほどの大声で

 

 

 

 

 

 

私に会ったことのある方は

おそらくわかってくださると思いますが

 

 

私はまあまあ性格的に穏やかな方で

感情的になることはほとんどありません

 

 

レッスンの場で

厳しくすることや叱ることがあっても

 

それは意図的に、です

 

 

 

 

 

 

そんな私でも

 

母のなんとも理解しがたい言動と

理不尽な行動に

感情を押さえられなくなるのです

 

 

 

 

このことをケアマネさんにお話しすると

とても理解して

 

「私も介護のプロでありながら
父の時はそうでしたよ」

 

と言ってくださり、ホッとしたのですが

 

 

 

 

こんなことが

常々起こり続けるので

 

 

すでに弟は

メンタルをやられてしまっています

 

 

 

 

 

 

こんな風に

 

認知症は

 

本人も恐ろしく辛く

 

 

そして

家族も辛くなってしまうものなのです

 

 

 

 

 

 

なんとか

 

認知症にならずに

 

家族がお互い穏やかに

人生を全うできるように

 

予防できるものならば

今のうちに

しっかりケアしていかないといけないです

 

 

 

 

ケアは

40代からすでに始まります

 

 

 

 

あなたも

 

他人事と思わずに

大切な家族のためにも

 

ケアを怠らないでくださいね

 

 

 

 

 

 

ではまた明日に