【vol.1587】
こんにちは
梶原ピアノ教室 梶原香織です
今日のお話は
初めてこのブログにたどり着いた方に…
うちの教室には
シニアグループレッスン
のコースがあります
このコースに在籍している生徒さんは
約80名
皆さん楽しく
長年続けていらっしゃいます
シニア発表会の写真(コロナ前です)
どうして
このシニアレッスンを始めたのか
そして
なぜグループなのか
と言いますと…
20年前
同居している義母が
ピアノを教えてほしい
と言い出しました
それならばと
始めはしたものの
姑と嫁という立場もあり
なかなかうまくいきませんでした
それまでもシニアの方に
何人か個人レッスンをしてはいましたが
どの方も
数年は続くものの
発表会に出られることは辞退され
そのうち
皆さんおやめになっていかれました
それは
練習もできていないのに
先生に申し訳ない
という理由がほとんど
(年配の方は
こういうところを
とても気にされるんですよね)
一人だと、いくら先生がいても
頑張り続けられないもの
そこには
共に学ぶかけがえのない仲間も
成長を確かめ合う場も
なかったから
義母が始めたいと言っていた
その思いにも
中途半端で答えられないなあ
と思っていたところ
あるピアノ指導者セミナーを受講した際に
シニアグループレッスン
という
レッスンスタイルを勉強しました
習ったとたん
「これだ!」
近くのコミュニティセンターへ
話をもっていきました
当時はまだ
シニア世代がピアノをやるなんて
誰も考えなかったこと
まだ「シルバー」と呼ぶ方が
主流だったころです
「シニアピアノグループレッスンを
やらせていただきたいんです」
「はあ…シルバーさんが
ピアノなんかやりますかねえ?」
こんな反応でしたが
待っている方が
たくさんいらっしゃる話をすると
担当者の方も
「そうですか、ではやりましょう!」
ここから
私のシニアグループレッスンは
始まっていったのでした
そしてその受講者の中には
義母の姿もありました
このことは
その後の
嫁姑の関係を
ゆるぎなく信頼しあう関係 にしてくれた
大切な出来事となったのです
なぜならば
私の先生としての姿を
生徒側から吟味し
私の価値を見出し
他の方からの評判を聞き
認めてくれたからにほかなりません
まあ
今から考えれば
よくぞ嫁が先生なのに
生徒として習おうとしたなあ
その姿勢に頭が下がります
それから義母は
私の教室を心から応援し
サポートしてくれるようになったのです
こうして始まった
シニアグループレッスンは
徐々に人数も増えていき
その方々は
今も多くが続けていらっしゃいますし
発表会などステージにも
積極的に参加されています
20年前に始めた方も
その半数以上が今も続けていらっしゃいます
長く楽しく続けてほしい!
その願いは叶ったのでした
そして義母は
今もピアノを続けています
ではまた明日に
梶原ピアノ教室
【寺田教室】第1木曜日 11:00~12:00 募集中
住所:京都府城陽市寺田
アクセス:近鉄京都線「寺田」駅下車徒歩1分
◆こいやまcafe
大人のためのピアノ教室 第1第3金曜日 10:00~15:00 募集中
住所:京都市中京区室町蛸薬師上る鯉山町
アクセス:地下鉄「四条」下車徒歩5分(22・24番出口)
まずは体験レッスンにお越しください